製品に関する苦情・相談事例

保証期間(2年)内に故障した万年筆を修理に出したら、保証対象ではないと修理代を請求された。

家庭用品平成20年度

7ヶ月前に高級万年筆を購入した。使用中に首軸の先が壊れ、修理に出したら店員に「高い所から落としませんでしたか?有料修理になる」と言われたが、落としたことはない。他社製のインクカートリッジを使用したことを伝えたら、今度はそれが故障の原因だといわれた。
3ヶ月前にも別の箇所が壊れ、無料で修理してもらっている。

観察

破断面(はずれた輪の部分)(写真1)をマイクロスコープで拡大して観察すると、接着剤にムラがあり、接着不良が否定できませんでした。(写真2、3)

結果

観察結果をもとに、メーカー相談窓口と交渉したところ、「保証期間を修理後1年間に短縮することを条件に、今回限りは無償修理する」という回答を得ることができました。
相談者には、他社製インクカートリッジを使用しており、相談者に全く責任がない訳ではないことを説明した上で、交渉結果を伝えました。
業者交渉するときの注意!
消費者は、気に入っている商品が故障したときほど、販売店やメーカーに対して不満が出てくるものです。しかし早期解決を図るためには、いつ、どこで購入したのか、領収書・保証書・取扱説明書の有無を確認しておく必要があります。また現在の様子を写真に残し、購入時からの使用状況を簡単にまとめておくと、業者交渉の役に立つでしょう。