消費者教育コーディネーターの活動

学校への消費者教育

春日野小学校(南区)に行ってきました

12月4日 第2時限
春日野小学校(南区) 特別支援学級「お金をはらって 買い物をしよう」


まず、買い物にはお金がいることを人形劇で示した後でお金があるとできることについて説明しました。次に、100円、10円、1円の3種類の硬貨を正しく区別する練習をしました。そして、1個10円のガムを提示し、100円で何個買えるか考えました。ガム1個に10円を貼り付けていき、100円で10個買えることに気付くことができました。100円4枚と10円10枚入った財布を渡し、コーディネーターが示したお菓子を買うのに必要な硬貨を位取り板に並べました。グミ80円、ポテトチップス150円、クッキー180円すべて正しく並べることができました。
正しくお金を払うことができたので、いよいよ楽しみにしていた買い物体験に取り組みました。まず、財布の中のお金を確認しました。児童たちは、10円10枚で100円になることが理解しづらそうでした。そこで、10円10枚の裏に100円1枚を貼った教材で確認することで、100円が5枚あるのと同じことから500円になることに気付くことができました。
1回目の買い物は10円が10枚あったので、位取り板に並べた時のようにちょうどの金額を払うことができました。席に戻り買ったお菓子のシールとレシートをプリントに貼り、残金を電卓で計算しました。そして、財布の中に残っているお金と同じかを確かめました。
2回目の買い物で180円のクッキーを選んだ児童は、10円が2枚しか残っておらず、どのように払ったらいいのか戸惑っていました。再度100円は10円10枚と同じであることを説明すると、200円払えばよいことが分かりました。財布に残っている240円を持って3回目の買い物をしました。80円のグミを選びました。100円が10円10枚と同じことを確認して、100円を払って20円のお釣りをもらいました。3回の買い物をして残ったお金が計算通り160円で、上手に払うことができました。
位取り板でお金を並べた時のように10円が10個あれば、ちょうどの金額を払うことができるのですが、100円が10円10枚になることを理解して多めに払ってお釣りをもらうことができるようにすることが課題として見えてきました。2月には1円も使った買い物をする予定です。位取りについて理解が深まるよう期待しています。

コーディネーターよりひとこと

6月に算数の授業を参観し、数字の理解がよくできていることに感心しました。そこで今回は少し難しいプログラムを用意しました。10円10枚で100円という理解が欠かせません。99の次が100とわかっていても、お金となると、また違ってきます。生活の中でお金を使うための金銭感覚を培う支援をすることが、コーディネーターの役割なのだと痛感しました。しっかり伝えることができるように、試行錯誤を続けたいと思います。