消費者教育コーディネーターの活動

学校への消費者教育

楠小学校(北区)に行ってきました

1月23・24日 第2・3時限
楠小学校(北区) 特別支援学級「お金を知って 買い物をしよう」

10月に授業の様子を参観して打ち合わせをしました。18人と児童数が多い上、学年も1年生から6年生まで在籍しており、どのように進めるのか担任の先生と何度か連絡を取り合いました。算数の授業で3グループに分かれて学習しているとうかがい、消費者教育もそのグループで授業をすることにしました。
先生からいただいた算数の実態調査をもとに、2つの指導案を立てて実践に臨みました。

授業が始まる前からABグループはハイテンションで、今日の授業を楽しみにしていたことが伝わってきました。
はじめにお金を持たずに買い物に行き店員からお金がないと買い物ができないことを指摘される場面を演
じました。Aグループは楽しそうに劇を見ていましたが、Bグループでは、とても活発に話をする子がいてお金がないと買えないことを指摘する声があがりました。

Aグループは100円と10円、BグループとCグループは1円を加えた3種類の硬貨の
色や模様を調べました。10円は茶色、お寺の絵。100円は銀色、桜の絵というように、硬貨の特徴をとらえることができました。その後、100円のポテトチップスと10円のクラッカーを提示して、どのお金を払えば買うことができるかをたずねました。
Aグループの低学年の子も、100円と10円をしっかり区別して払うお金を元気よく差し出すことができました。

いよいよ子どもたちが楽しみにしていた買い物体験を始めました。Aグループでは100円しかないのに、おいしそうなドーナツを見て思わず2個選ぶ子がいました。Bグループでは300円を持って100円のドーナツを1個買うはずでしたが、どうしても欲しいからと言って一度に3個買ってしまう子や150円を2個買いたいという子もいました。自分の考えをしっかり持っていることや300円でどれだけ買うことができるのかが分かっていることに感心しました。Cグループはみんな指示通りに買い物をすることができました。

コーディネーターよりひとこと

 ABグループは1日目、Cグループは2日目に授業のお手伝いをするため、2日間にわたって学校を訪問しました。Cグループの授業に備え、ドーナツ店の準備していると、1日目に授業に参加したABグループの児童が教室にやってきました。「また来てくれたの?」「今日もお買い物できるの?」とドーナツを取り囲んで大騒ぎになりました。「今日はCグループさんがお買い物する番なの」と説明すると、3年生の児童が「4年生になったらまた来てね」と言ってくれました。買い物学習は1度きりではなく、スモールステップを踏みながら繰り返す必要があります。「またやりたい」、「もっとやりたい」と思ってもらえたことは何よりです。