消費者教育コーディネーターの活動

学校への消費者教育

春日野小学校(南区)に行ってきました

2月15日 第2時限
春日野小学校(南区) 特別支援学級「お金をはらって 買い物をしよう2」


2学期の実践では、児童は、10円10枚で100円になることが理解しづらそうでした。今回は誕生日会の買い出しで1円も使った買い物をするので、まず、1円10枚で10円になることを確かめました。次に、10円10枚で100円になることを1個10円のお菓子と10円硬貨とを対応させて順番に数えながら確かめました。
そして、1円10枚、10円10枚、100円10枚を3つの皿に分けて入れたものを配りました。1個86円のパン、123円のフライドポテト、291円のショートケーキを順番に提示して、どの硬貨をいくつ払えばよいかを分かるように位取り表の上に並べてもらいました。パンやフライドポテトの時は硬貨の枚数がたくさんあったので、ちょうどの金額で支払うことができました。買ったお菓子を渡し、お金を回収すると硬貨の枚数が少なくなっていきます。291円のショートケーキを提示したときには、10円がなくなっていました。そこで、導入で復習した硬貨の両替を定着させるために、100円1枚と10円10枚とを交換して少なくなった10円を補充しました。児童は3種類のお菓子をちょうどの金額で支払って買うことができました。
いよいよお金をもって買い物に出かけました。まず、財布の中のお金を確かめました。100円が4枚、10円が9枚、1円が10枚入っていました。1円10枚で10円になることから、10円が9枚並んだ横に10円を並べました。そして、10円が10枚で100円になることから、100円が4枚並んだ横に100円を並べ、100円が5枚あることから、持っているお金は500円であることを確認しました。
1回目の買い物で291円のショートケーキを買った女の子の財布には、10円硬貨がなくなっていました。2回目の買い物で132円のカップケーキを買って、100円硬貨と1円硬貨で払おうとしていましたが、うまく払うことができずに困っていました。「財布にいくらお金が入っているの?」とたずね、財布の中を見せてもらうと100円硬貨が2枚入っていました。100円は10円10枚と同じことを確認し、100円2枚を受け取って、お釣りを68円渡しました。
男の子は順調に3回の買い物をすることができました。財布の中には211円残っていたので4回目の買い物をしました。132円のカップケーキを選びました。10円硬貨と1円硬貨が足りずに戸惑っていました。女の子と同じ説明をしてお釣りを68円渡しました。
明日の誕生日会の買い出しが上手にできることを祈っています。

コーディネーターよりひとこと

「10円10枚が100円」の理解を今回授業の中心にしました。黒板での貼り付けでは「90円」の次に「100円」と言えるようになりましたが、模擬貨幣を使った両替の場面や、買い物でちょうどの金額の硬貨がなくなった支払いで戸惑う様子が見られました。パンやポテトの値段を位取り表に並べたように、ちょうどの金額の硬貨を選ぶことはできます。この先、値段より多めのお金を払ってお釣りをもらうことができるようになるためには、どんなステップが必要なのか…。また大きな宿題をいただきました。