問題 | 正解 | 解説 | |
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1 | 友だちから小学生向けのプロフ(※)があるので書き込みしようと誘われた。 (1)おもしろそうなので、自分の情報をできるだけのせる |
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プロフで発信した情報は誰でも見ることができるし、勝手にコピーされることも。軽い気持ちで、顔写真、名前、学校名など自分のことはもちろん、友だちの情報ものせてはダメだよ。 ネットで公開した情報は不特定多数の人が閲覧できます。携帯電話やスマートフォン、パソコンだけでなく、ゲーム機や携帯音楽端末などネット接続が可能なツールが子供の周りにあふれています。ネット上での情報公開のルールを親子で話し合いましょう。 |
2 | ネットで「おこづかいサイト」というのを見つけた。会員になって、メルマガ登録や、アンケートに答えるとポイントがたまって電子マネーや商品券にかえられるらしい。会員になろうかな。 (1)会員になる |
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名前、メールアドレス、住所、電話番号などの情報を集めるためのワナかもしれないよ。わずかなお金のために、簡単に大切な自分の情報を提供してはいけないよ。 安易な会員登録は迷惑メール、架空・不当請求メールを招く原因にもなります。ネット上で一度流れてしまった情報は取り戻せないうえ、悪用される恐れがあることを子供に教えておく必要があります。 |
3 | 初めてのネットショッピング(※)。早速ほしかったおもちゃを格安で売っているサイトを見つけた。 (1)すぐに購入の申し込みをする |
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ネットショッピングは普通のお店と違って、顔の見えない相手との買い物。ほしい商品があった、安かったというだけでサイトを選んではダメだよ。連絡先がわからないサイトはやめようね。 通信販売では特定商取引法により広告の表示事項が決められています。事業者の名称や連絡先、返品条件について法律に基づく記載がされているか確認しましょう。事業者選びの目安にJADMAマークとオンラインマークがあります。 【関連ページ】
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4 | ゲームサイトに会員登録しようとしたら、クレジットカード番号を入れる画面が出てきた。 (1)会員登録をやめる |
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クレジットカード番号の入力が必要ということは、有料のサイトで小学生がひとりで利用できるサイトではないよ。無断でカード番号を入力することは犯罪。 ネット上では、クレジットカード番号と有効期限を入力すれば支払いが可能です。「子供に1度だけ使わせたら、その後も黙って使用していて高額な請求をされた」というケースもあります。たとえ自分の子供であってもカード番号を教えるのはやめましょう。自分の子供でも、カード番号を教えると「カードの管理責任」を問われます。 |
5 | 契約について正しい説明はどっち? (1)ハンコを押した契約書がないと契約したことにはならない |
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自分と相手がお互いに合意していれば、契約書やハンコがなくても、口頭でも契約(けいやく)は成立するよ。 契約は「買う人」「売る人」双方の合意があれば口頭でも成立します。契約書を作成し印鑑を押すのは、契約の内容を明確にし、確かに契約したという証拠を残すためで、契約成立の要件ではありません。 |
6 | バスや地下鉄に乗ることも契約と言える? (1)契約と言える |
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バスや地下鉄に乗ることも、バス会社などが決めた料金を了解して利用する、ということになるので契約と言えるよ。 バスや地下鉄、電車などは運送約款で定められた条件で乗客に利用してもらうことになります。乗客は利用するたびに約款を確認しませんが切符を購入することが契約の意思を示すことになります。 |
7 | コンビニでお買い物。どの時点で契約が成立している? (1)レジに商品を置いて、店員さんが「ありがとうございます。××円です」と言ったとき |
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レジに商品を置くのは「買います」という気持ちを、店員が代金を言うのは「売ります」という気持ちを表している。お互いが合意した時点で契約は成立だよ。 契約は「買います」「売ります」と双方の意思表示が合致した時点で成立します。商品を受け取る、代金を支払うといった行為は、契約が成立した結果、買い手に生じた権利と義務にあたります。 |
8 | プリペイドカードと呼ばれるものはどっち? (1)図書カード |
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プリペイドカードとは、事前にお金を払って買う、現金の代わりに使うことができるカードだよ。図書カードやマナカ※などがあるね。 プリペイドカードは便利な半面、お金を使ったという実感に乏しく、いくら使ったのかもわかりにくくなりがちです。子供に待たせる時には残高を確認しておき、何にいくら使ったのかを毎回報告させるようにしましょう。 |
9 | 友だちと一緒にコンビニで買い物をするときに、「マナカを貸して。」と言われた。 (1)貸す |
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マナカを貸すことは、友だちにあなたのお金を貸すことと同じだよ。友だちに頼まれても、簡単にお金を貸してはいけないよね。 子供同士のお金の貸し借りはトラブルのもとです。プリペイドカードや現金と同様に使えるポイントカードなど、一見してお金とわかりにくいものを子供に持たせるときには、大事に扱う、友達に貸さないなどのルールを決めましょう。 |
10 | 環境を考えた行動と言えるのはどっち? (1)エコバックを持って買い物に行く |
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レジ袋や食品トレーを使わないことは、資源を無駄遣い(むだづかい)せずCO2の削減につながるよ。環境にやさしい行動だね。 エコバックを持参するほかにも、節電や省エネルギーに努める、リサイクルしたり再生品を利用するなど、様々な環境に優しい行動があります。環境に優しい行動とは何か、日常生活の中で子供と一緒に考える習慣を身につけましょう。 |