エスカレーターを安全に利用するために
更新日:2022年11月9日
- エスカレーターは駅や商業施設など多くの場所で日常的に利用されていますが、利用方法によっては転倒などの事故が発生する危険性があります。
エスカレーターでの事故の事例
消費者庁及び国民生活センターには、「エスカレーター利用中に転倒などによりけがをした」という報告や、「エスカレーターを歩いて上っていたところ、バランスを崩して転倒した」といった事故情報が寄せられています。
また、「歩行に杖を使う必要があるが、後方から上がってきた人に杖に接触されてバランスを崩したため、転倒し救急搬送された」といった事故情報も寄せられています。
その他の事故の実例や、事故についての詳細は、下記のリンク先からご覧いただけます。
また、「歩行に杖を使う必要があるが、後方から上がってきた人に杖に接触されてバランスを崩したため、転倒し救急搬送された」といった事故情報も寄せられています。
その他の事故の実例や、事故についての詳細は、下記のリンク先からご覧いただけます。
エスカレーターでの事故に御注意ください!(消費者庁)(外部リンク)
エスカレーターでの事故に気をつけて!(国民生活センター)(外部リンク)
エスカレーターの踏段上での歩行について
現状、エスカレーターの利用方法として、「普段は左側に立ち止まって右側を空け、急いでいる場合などは右側を歩く」という乗り方が慣習化しています。
しかし、踏段上で歩くことは自身の転倒の原因になるだけでなく、接触により他の利用者を転倒させるおそれがあります。
特に高齢者や障害者、怪我をされている方などはバランスを崩しやすく、接触されて転倒には至らなかった場合であっても、怖い思いをされることになります。
また、エスカレーターの安全基準は立ち止まって利用することを前提としており、歩いて利用することで、振動や圧力により緊急停止したり、機器の劣化につながるおそれもあります。
一般の利用者は、高齢者や障害者なども利用していることを認識し、エスカレーターでの歩行を避けるなどの配慮をすることが大切です。
しかし、踏段上で歩くことは自身の転倒の原因になるだけでなく、接触により他の利用者を転倒させるおそれがあります。
特に高齢者や障害者、怪我をされている方などはバランスを崩しやすく、接触されて転倒には至らなかった場合であっても、怖い思いをされることになります。
また、エスカレーターの安全基準は立ち止まって利用することを前提としており、歩いて利用することで、振動や圧力により緊急停止したり、機器の劣化につながるおそれもあります。
一般の利用者は、高齢者や障害者なども利用していることを認識し、エスカレーターでの歩行を避けるなどの配慮をすることが大切です。
エスカレーターを安全に利用するために守っていただきたいこと
平成27年6月26日に公表された消費者安全調査委員会の報告書によると、エスカレーターは、その構造上、施設所有者・管理者により適切な安全対策が講じられた後にも、事故につながるリスクが一定残っており、事故の発生を防止するためには、利用者自身も安全な利用方法を守ることが重要だとされています。
平成21年4月8日に東京都内で発生したエスカレーター事故(消費者庁)(外部リンク)
エスカレーターを利用する際は、安全のため、特に以下の7つの事柄に気を付けて利用するようにしましょう。
- 踏段の上では立ち止まる
- 降り口で滞留しない
- ベビーカー等(踏段1段分の幅から車輪がはみ出す大きさのもの。キャリーバッグ、カート、車いす、台車なども含む)は乗せない、キャリーバッグはしっかりと手で持つ
- 手すりから外側へ顔や手、体を乗り出さない
- 手すりにつかまる
- 黄色い線の内側に立つ
- 子どもの利用に関しては保護者が注意する(同じ段に乗せる、エスカレーター周辺で遊ばせない等)
関連リンク
エスカレーターの安全利用について、関連するページをまとめました。