消費者庁は、通信販売サイトの返金手続を装い、〇〇ペイといったコード決済サービスを利用して、返金ではなく逆に送金させる事業者に関する注意喚起を行いました
更新日:2025年3月5日
消費者庁は、通信販売サイトの返金手続を装い、PayPayなどのコード決済サービスを利用して、返金ではなく逆に送金させる事業者に関する注意喚起を行いました。
「ネット通販で注文しお金を振り込んだのに、商品が届かない」という相談が後を絶ちません。今回の注意喚起の内容はこの相談事例の二次被害とも言えるもので、販売事業者から「欠品なのでPayPayを使って返金します」などと説明されてスマートフォンで返金手続を行ったところ、返金してもらうはずがいつの間にか送金してしまった、というものです。商品は届かないのに、代金を銀行に振り込むだけでなく、さらにコード決済で送金させられ、二重の被害に遭うことになります。
通信販売サイトの返金手続を装い、〇〇ペイといったコード決済サービスを利用して、返金ではなく逆に送金させる事業者に関する注意喚起(消費者庁)(外部リンク)
「お金を振り込んだのに商品が届かない」といった偽サイトは、SNSやニュースサイト、動画サイトなどの広告から誘導されることが多いようです。「今だけ」「○○%OFF」などの、一見「お得」に思える広告には注意が必要です。また、振り込みを指示される銀行口座は個人名義のことが多いので、「おかしい」と思った時には振り込みをやめて消費生活センターにご相談ください。