SDGs&エシカル消費
更新日:2024年5月7日
名古屋市消費生活センターはSDGs(持続可能な開発目標)の達成に向けた取り組みを推進しています。
SDGs(持続可能な開発目標)とは
SDGs(持続可能な開発目標)とは、国際社会全体がめざすべき17の開発目標を示したものです。「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済・社会・環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むものとして、2015年9月の国連サミットで全会一致で採択されました。
名古屋市はSDGs未来都市です
名古屋市は、2019年7月1日、内閣府よりSDGs達成に向けた取組を先導的に進めていく自治体「SDGs未来都市」に選定されました。今後は、SDGs未来都市として、「誰一人取り残さない」持続可能なまちづくりに向けた取組を進めるとともに、SDGsに関する普及啓発、理解促進を進めてまいります。
関連リンク
エシカル消費とは
「エシカル」とは「倫理的・道徳的」という意味で、「エシカル消費」は、「環境にいいものやサービス」、「適正な価格のものやサービス」を選択するなどの、地域の活性化や雇用なども含む、人や社会、環境に配慮した消費行動のことです。
あなたもエシカル消費をしている?
以下はエシカル消費の例です。あなたも普段の買い物で、意識していることがあるのではないでしょうか。
環境への配慮
- エコ商品を選ぶ
リサイクル素材を使ったものや資源保護等に関する認証がある商品を選ぶ。
生物多様性への配慮
- 認証ラベルのある商品を選ぶ
リサイクル素材を使ったものや資源保護等に関する認証がある商品を選ぶ。
- FSC®認証
適切に管理された森林資源や、適格であることが認められたリサイクル原材料を使用した商品(紙製品など)に付けられるマーク
- MSC「海のエコラベル」
水産資源や環境に配慮した、持続可能な漁業で獲られた水産物に付けられるマーク
※認証機関は他にも多数あり、これらはその一例です。
生物多様性民間参画ガイドライン 第2版(平成29年12月8日 環境省公表)(環境省)(外部リンク)
社会への配慮
- 寄付付き商品を選ぶ
売上金の一部が寄付につながる商品を選ぶ。 - フェアトレード商品を選ぶ
発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に取引された商品を選ぶ。
人への配慮
- 障害がある人の支援につながる商品を選ぶ
働きたい障害がある人を支援している事業者の商品を選ぶ。
地球への配慮
- 被災地の産品を買う
被災地の特産品を消費することで経済復興を応援する。 - 地元の産品を買う
地産地消によって地域活性化や輸送エネルギーの削減につなげる。
エシカル消費リーフレット「エシカル消費ってなぁに?」(消費者庁)(外部リンク)をもとに名古屋市作成
SDGsの達成にもつながります
SDGsの17の目標のうち、目標12「つくる責任つかう責任」に「持続可能な消費生産形態を確保する」ことが掲げられており、エシカル消費はこの目標の達成に通じる消費行動です。
名古屋市消費生活フェア~なごやエシカルフェア~
名古屋市では人や社会・環境に配慮した消費行動である「エシカル消費」をはじめとした消費生活に関する様々な知識を、展示やステージイベント、動画、体験ブースなどを通して楽しく学べるイベントとして名古屋市消費生活フェア~なごやエシカルフェア~を実施しています。
その他のエシカルイベント
関連リンク
- エシカル消費普及・啓発活動(消費者庁)(外部リンク)
- エシカル消費特設サイト(消費者庁)(外部リンク)
- エシカル消費ポータルサイト「私が変わる 未来を変える『エシカル×あいち』」(愛知県)(外部リンク)