カシミアのコートをクリーニングに出したら、裏地にしみができた!
更新日:2016年9月12日
クリーニング
平成26年度
相談内容
イタリアで購入したカシミアのコートをクリーニングに出したら、ごわごわの手触りで裏地にしみができて戻ってきた。クリーニングをやり直してもらい、表地は多少柔らかい風合いになったが、裏地のしみは「クリーニングのせいではない」といわれた。しみができた原因が知りたい。
テスト結果
現況
カシミア製のコートが持参されました。
コートのタグの記載は外国の様式であり、コートの裏地は「キュプラ」と「レーヨン」の混合繊維と推定されました。

コートのタグの記載は外国の様式であり、コートの裏地は「キュプラ」と「レーヨン」の混合繊維と推定されました。

調査
色を数値化できる分光測色計で裏生地の正常部分としみ部分を測定したところ、しみ部分の色が濃くなっていることが明らかになりました。
次に、元素の分析が可能な蛍光X線顕微鏡等にて、付着物の成分を観察しましたが、生地の原料に由来する成分がほとんどで、しみの原因となるような物質は特に検出されませんでした。

次に、元素の分析が可能な蛍光X線顕微鏡等にて、付着物の成分を観察しましたが、生地の原料に由来する成分がほとんどで、しみの原因となるような物質は特に検出されませんでした。

結果
裏生地の一部にしみが生じ、その部分の裏生地は濃色化していることから、雨水や泥はねなど何かが付着もしくは侵入したものと推定されました。
しかし、各種の測定器にて染みの成分を分析しましたが、原因となる染みの成分については特定できませんでした。
クリーニングが原因の場合は、部分的なしみとなることは少なく、全体に発生しやすいため、使用する上で付いた可能性も高いと思われます。
しかし、各種の測定器にて染みの成分を分析しましたが、原因となる染みの成分については特定できませんでした。
クリーニングが原因の場合は、部分的なしみとなることは少なく、全体に発生しやすいため、使用する上で付いた可能性も高いと思われます。