ワイシャツを1日着たら襟が黄色になった!
更新日:2017年5月30日
衣料品
平成27年度
相談内容
ネクタイをしてワイシャツを1日着たら、襟の内側がレモンイエローに染まってしまった。今までの襟汚れとは違った汚れであり、クリーニング業者にしみ抜きを依頼しても取れなかった。着用時、首回りに漢方薬(紫雲膏)を使用していたので、この影響かどうか原因を調査してほしい。
テスト結果
現況
相談者から、襟の部分が黄色く変色したというワイシャツが持ち込まれました。
調査
(1) 色差試験
襟の正常部と変色部について、どの程度の色差があるか分光測色計という機械で測定したところ、肉眼で明確に確認できるレベルの差があることが数値的に確認できました。
(2) 使用した薬剤の影響試験
試験布に相談者が着用時に使用していたという紫雲膏を塗布して、色の染まり状況の試験を実施しました。さらに、酸やアルカリによる色の変化を見る試験も実施しました。
その結果、相談品とは異なるパターンの分析結果が得られました。
(3) エーテル滴下試験
汚れが油脂か水溶性の物か確認するため、ジエチルエーテルの滴下試験を行いました。その結果、変色部の色が溶けて輪染みができました。
襟の正常部と変色部について、どの程度の色差があるか分光測色計という機械で測定したところ、肉眼で明確に確認できるレベルの差があることが数値的に確認できました。
(2) 使用した薬剤の影響試験
試験布に相談者が着用時に使用していたという紫雲膏を塗布して、色の染まり状況の試験を実施しました。さらに、酸やアルカリによる色の変化を見る試験も実施しました。
その結果、相談品とは異なるパターンの分析結果が得られました。
(3) エーテル滴下試験
汚れが油脂か水溶性の物か確認するため、ジエチルエーテルの滴下試験を行いました。その結果、変色部の色が溶けて輪染みができました。
結果
調査の結果、エーテルの滴下試験で染みが溶けたことから、染みは油脂成分であることが分かりました。また、使用していた軟膏に豚脂が使用されている事から、この影響も否定できないが、着用により人体の皮脂成分が付着した可能性が高いことが分かりました。