バイナリーオプション取引
更新日:2021年2月18日
金融商品
利殖商法
相談内容
インターネットのSNSサイトで「バイナリーオプションは初心者でも始めやすい、簡単で手軽にできる、今人気の投資」との書き込みを見つけた。インターネットで取引ができ、簡単に儲かるならと思い、取引ができる事業者のサイトを見つけ口座を開き、クレジットカードを使い10万円入金した。外貨の取引を何度か繰り返したが損失が出たため、解約して残金を引き出そうと事業者にメールをしたが、返信がない。
対処方法とアドバイス
「バイナリーオプション」とは
バイナリーオプション取引とは、取引する商品(外貨等)の価格が「上がる」か「下がる」かを予想します。予想が当たれば一定額の金銭(ペイアウト)を受け取れるので儲けとなり、はずれればオプション料が取られ損失となります。短時間で行われる取引なので勝負の結果がすぐ出るという反面、取引を繰り返してしまい損失が大きくなってしまうこともあります。
金融商品取引法では、日本の顧客との間で、バイナリーオプション取引を業として行う場合、日本の事業者のみならず、海外事業者も金融商品取引業の登録が必要となります。事例ではサイトは日本語で作られていましたが、事業者の住所は海外にあり、金融商品取引業の登録はありませんでした。
その後、残額はクレジットカード会社を通し返金されましたが、契約で解約や返金のルールが定められていると、その約束に拘束され返金してもらえないケースもあります。海外事業者とトラブルになると、解決が容易ではありません。
バイナリーオプション取引はリスクがある取引であることを理解し、無登録の業者との取引は絶対に行わないでください。
金融商品取引業者の登録は金融庁のホームページで確認することができます。
(最終更新日 平成27年2月15日)
バイナリーオプション取引とは、取引する商品(外貨等)の価格が「上がる」か「下がる」かを予想します。予想が当たれば一定額の金銭(ペイアウト)を受け取れるので儲けとなり、はずれればオプション料が取られ損失となります。短時間で行われる取引なので勝負の結果がすぐ出るという反面、取引を繰り返してしまい損失が大きくなってしまうこともあります。
金融商品取引法では、日本の顧客との間で、バイナリーオプション取引を業として行う場合、日本の事業者のみならず、海外事業者も金融商品取引業の登録が必要となります。事例ではサイトは日本語で作られていましたが、事業者の住所は海外にあり、金融商品取引業の登録はありませんでした。
その後、残額はクレジットカード会社を通し返金されましたが、契約で解約や返金のルールが定められていると、その約束に拘束され返金してもらえないケースもあります。海外事業者とトラブルになると、解決が容易ではありません。
バイナリーオプション取引はリスクがある取引であることを理解し、無登録の業者との取引は絶対に行わないでください。
金融商品取引業者の登録は金融庁のホームページで確認することができます。
(最終更新日 平成27年2月15日)
関連リンク
- 免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融庁)(外部リンク)
- 無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください(金融庁)(外部リンク)
- 海外業者とのバイナリーオプション取引にご注意ください!-無登録業者との契約は行わないで!!-(国民生活センター)(外部リンク)
- 個人向け通貨関連店頭バイナリーオプション規制について(一般社団法人金融先物取引業協会)(外部リンク)
関連事例
掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。