詐欺的な被害に遭ったのでネットで見つけた弁護士に頼んだがやめたい
更新日:2024年2月26日
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相談内容
SNSで知り合った人から勧められ、消費者金融で借金して高額な投資ノウハウの教材を購入してしまった。もうけが出ず、借金の返済ができないので何とかしたいと思いネットで探したら、「詐欺被害に強い弁護士」と書かれたホームページを見つけた。取り扱い事例として「被害金額500万円で400万円回収」と書いてあったので、無料通話アプリで相談し、ネット上で契約書を交わし着手金を支払った。その後、弁護士に進捗状況や今後の見通しを聞いてもよくわからない説明ばかりで不審に思うようになった。契約をやめて、着手金を返金してほしい。
対処方法とアドバイス
弁護士の委任契約はいつでもやめることができますが、着手金の返金を求めることは困難です。
弁護士との委任契約は信頼関係の元に交わされるもので、面談で実際に会って相談することが基本です。SNSや電話だけの相談で委任することはお勧めしません。
ネット検索で上位に表示されることと、信用性とは関わりはありません。弁護士への相談を考えるときには、弁護士会が行っている法律相談や法テラスといった公的な機関に相談するようにしましょう。
名古屋市消費生活センターでは、高齢者・若者・金融商品法律相談を行っています。相談員への相談後、必要に応じてご案内しますので、まずは消費生活相談窓口にご相談ください。
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掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。