「事故車ではない」と説明を受けて購入した中古車が事故車(修復歴車)だった
更新日:2023年9月29日
自動車
その他
相談内容
1か月前、販売店で中古車を購入した。「板金修理あり」と表示されていたが、店員から「軽い板金修理なので、事故車にはあたらない」と説明を受けた。車の調子が悪いので整備に出したところ、前後左右に修復歴がある事故車(修復歴車)であることが分かった。すぐに販売店に返金を申し出たが「軽い板金修理については伝えた。キャンセルは出来ない」と取り合ってもらえなかった。修復歴車だと知っていれば、購入しなかった。返金してほしい。
対処方法とアドバイス
修復歴が表示されていなかったために、それを知らないで契約した場合は、「錯誤による取消し」を主張することができます。店員からの「軽い板金修理をしている」だけの説明では、修復歴車であることを説明したことにはなりません。
自動車公正競争規約では、次の8か所の部位を修正・交換して復元されたものを修復歴としてコンディションノート等に表示するよう義務付けています。
自動車公正競争規約では、次の8か所の部位を修正・交換して復元されたものを修復歴としてコンディションノート等に表示するよう義務付けています。
- フレーム(サイドメンバー)
- クロスメンバー
- フロントインサイドパネル
- ピラー
- ダッシュパネル
- ルーフパネル
- フロアパネル
- トランクフロアパネル
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掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。