街で声をかけられ、自宅用マンションを購入してしまった。ローンが支払えないのでやめたい

更新日：2023年6月19日

相談内容

対処方法とアドバイス

売主が所有権移転登記の申請を行うなどの行為（履行の着手）をする前であれば、手付金を放棄して契約を解除できます。宅建業法では宅建業者の事務所で契約した不動産取引はクーリング・オフはできませんが、業者が自主的にクーリング・オフを定めている場合もあります。また、「融資の全部、または、一部について承認を得られない場合、契約が自動的に消滅する」などと、ローン利用特約の条件がある場合には、ローンの審査が通らなければ契約はなかったことになります。契約書をよく確認しましょう。
他にも契約の取り消しができる場合がありますので、困ったときには早めに消費生活センターにご相談ください。

不動産は一生の買い物ですので、ローンの返済も含めて生涯設計を考えながら、現地を見て購入を検討する必要があります。納得できるまで宅建業者から説明を受けることはもちろん、家族やアドバイスしてくれる人とともに電車やバスを使って複数回現地に行き周辺の様子も確認しましょう。また、購入までの一般的な手続きについても事前に知っておくとよいでしょう。
不動産の購入は、たとえキャッチセールスで勧誘されても自分一人で早急に決定するものではありません。きっぱり断りましょう。

関連リンク

• 不動産売買の手引き(一般財団法人不動産適正取引推進機構)（外部リンク）

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