インターネット通販でブランドの財布を購入したが、届いた商品はニセモノだった
更新日:2021年2月18日
その他
通信販売(ネット通販等)
相談内容
以前から探していたブランドの財布を、ようやくある通販サイトで見つけた。価格も破格だったため、表示を良く確認しないままクレジットカード決済で申し込んだ。ところが、1週間後に届いた商品は、作りが粗雑で明らかにニセモノだった。すぐにメールで返品返金を求めたが、何回送信しても返事がなく、電話をかけたが使われていないとのテープが流れた。商品を送り返そうとしたが、住所も架空であることが分かった。商品の発送元は海外だが、そこに返送しても良いだろうか。カード会社に代金の支払いを拒否したいがどうしたらいいか。
対処方法とアドバイス
インターネット通販で購入した商品がニセモノだったとの相談が多く寄せられています。しかし、ブランド品の真贋鑑定は簡単ではないうえ、仮にニセモノであったとしても販売業者に返品返金を実行させることは極めて困難です。
通信販売での買物は実物を見られないためこのようなトラブルになりがちで、信頼できるサイトを選ぶ以外に被害を防ぐ方法はありません。最低限でも「特定商取引法に基づく表示」に記載された業者の住所や電話番号が実在することや、代表者と通販業務責任者の氏名は必ず確認しましょう。価格が安過ぎるサイトは要注意です。
ニセブランド商品は商標権を侵害し不正競争防止法に違反するため、輸出入が許されていません。海外に返送すると税関で差し止められる恐れもあります。手元に保管しておきましょう。クレジットカード会社にはできるだけ早く連絡して事情を説明してください。一定の手続きをすることによって、請求の猶予や免除を検討してくれる場合があります。
通信販売での買物は実物を見られないためこのようなトラブルになりがちで、信頼できるサイトを選ぶ以外に被害を防ぐ方法はありません。最低限でも「特定商取引法に基づく表示」に記載された業者の住所や電話番号が実在することや、代表者と通販業務責任者の氏名は必ず確認しましょう。価格が安過ぎるサイトは要注意です。
ニセブランド商品は商標権を侵害し不正競争防止法に違反するため、輸出入が許されていません。海外に返送すると税関で差し止められる恐れもあります。手元に保管しておきましょう。クレジットカード会社にはできるだけ早く連絡して事情を説明してください。一定の手続きをすることによって、請求の猶予や免除を検討してくれる場合があります。
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掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。