個人輸入代行 ウェブサイトを見て購入した度付きカラーコンタクトレンズ
更新日:2021年2月18日
その他
通信販売(ネット通販等)
相談内容
母親からの相談。未成年の娘が携帯電話を使い、事業者のウェブサイトを見て、インターネット通販で、度付きカラーコンタクトレンズを購入した。眼が充血したため眼科へ行くと、レンズから色が流れたことが原因と言われた。
事業者に返金を求め電話すると、事業者は「個人の輸入代行をしているだけ。返金も交換もしない」と断られた。
事業者に返金を求め電話すると、事業者は「個人の輸入代行をしているだけ。返金も交換もしない」と断られた。
対処方法とアドバイス
カラーコンタクトレンズは薬事法上の「高度管理医療機器」で、承認を受けたレンズしか製造・販売ができません。コンタクトレンズを販売するためには、薬事法上の高度管理医療機器販売業の許可が必要です。
事業者のウェブサイトを確認したところ、事業者は高度管理医療機器等販売業者の許可を取得していましたが、相談者が購入したカラーコンタクトレンズは国内未承認の韓国製でした。しかし、事業者の言うとおり、「輸入代行のご利用上の注意」として個人輸入代行である旨の記載があり、相談者は事業者を介して、コンタクトレンズを個人輸入したことになっていました。
当センターがあっせん交渉を行いましたが、事業者は応じず、あっせんは不調に終わりました。
(最終更新日 平成27年2月13日)
事業者のウェブサイトを確認したところ、事業者は高度管理医療機器等販売業者の許可を取得していましたが、相談者が購入したカラーコンタクトレンズは国内未承認の韓国製でした。しかし、事業者の言うとおり、「輸入代行のご利用上の注意」として個人輸入代行である旨の記載があり、相談者は事業者を介して、コンタクトレンズを個人輸入したことになっていました。
当センターがあっせん交渉を行いましたが、事業者は応じず、あっせんは不調に終わりました。
(最終更新日 平成27年2月13日)
関連リンク
関連事例
- パソコンに突然「ウイルスに感染した」と警告画面と警告音が出た。画面の番号に電話したら、遠隔操作され対策ソフトを購入することになった
- 詐欺的な被害に遭ったのでネットで見つけた弁護士に頼んだがやめたい
- 動画サイトを見ていたら、突然代金を請求されたので、慌ててネットで探した相談窓口に連絡したら、高額な相談料が必要だと言われた
- ネットオークションで購入した中古オートバイに不具合があった
- 500円なので「一度試してみよう」とサプリメントを申し込んだが、また同じ商品が届き、2万円を請求されている
- 大手ショッピングサイトから、頼んだ覚えのない商品が届いた
- インターネット通販でバッグを申し込んだが、商品が届かず販売業者と連絡が付かない
- パソコンについてメーカーに相談したつもりが、有料相談サイトの継続会員になっていた
- 在庫を持たずに商品を転売し簡単に稼げるという情報商材を購入したが、まったく収入にならず支払いが残ってしまった
- 中学生の子どもがスマートフォンでオンラインゲームをし、クレジットカード会社からの高額な請求が来た
- インターネット通販でブランドの財布を購入したが、届いた商品はニセモノだった
掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。