高齢の母がIP電話の契約をしていた
更新日:2021年2月18日
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相談内容
久しぶりに実家に立ち寄ったところ、黒電話の横に小さな箱が置いてあった。母に事情をたずねると「訪ねてきた業者が、近いうちに黒電話が使えなくなるが、工事をすれば大丈夫と言ったのでお願いした。あまりよく覚えていない」という。タンスの中を探したら契約書が出てきた。光回線の引き込み工事を行い、IP電話を契約したようだ。今までは毎月1500円程度の電話代だったが、光回線の代金などをあわせるとかなり高くなっている。パソコンをもっておらずIP電話だけの利用なので、必要とは思えず、やめさせたい。
対処方法とアドバイス
契約当事者である高齢の母親が、通信サービスの提供条件の説明を適切に受けて契約内容を理解して契約したのか、契約書を受領しているか、この契約をどうしたいと思っているのかなどを確認する必要があります。解約希望であれば、光回線サービスなどの一定の範囲の電気通信サービスの契約については初期契約解除制度の適用があり、契約書面の受領日を初日とする8日間が経過するまでは、電気通信事業者の合意なく利用者の都合のみにより契約を解除できます。電話機については勧誘時の「黒電話が使えなくなる」という虚偽説明などの問題点を整理し、通信事業者及び販売代理店と話し合いをします。トラブルの際は早めに消費生活センターにご相談ください。
(最終更新日 平成29年4月13日)
(最終更新日 平成29年4月13日)
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掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。