突然訪ねてきた業者に勧められ、屋根工事を契約してしまったがやめたい
更新日:2022年2月9日
家屋の修理・工事(リフォーム)
訪問販売
点検商法
相談内容
昨日、「近所で工事をしている」と事業者が訪問してきた。「お宅の屋根も無料で点検してあげる」というので見てもらったら、「瓦が浮いて斜めになっている」と写真を見せられた。「このままでは雨漏りする」「屋根の漆喰をやり直す工事が必要だ」というので、契約書にサインして50万円の屋根工事をお願いすることにした。近所の人にこの話をしたところ、近隣で工事をしているお宅はないという。不審なのでやめたい。
対処方法とアドバイス
突然来た業者に勧誘されて自宅で契約をした場合、特定商取引法の訪問販売にあたり、契約書を受け取って8日以内であればクーリング・オフができます。クーリング・オフの通知を出して、契約を解除しましょう。工事が始まっている場合でも、クーリング・オフできます。
自宅の修理などの工事をするときには、信頼できる業者選びが重要です。地元で店舗を構えている業者を選ぶ、複数の業者から見積もりを取る、実際に工事をしてもらった人から紹介してもらう、一人で決めず家族・知人に相談するなどしながら、時間をかけてよく検討しましょう。
突然の訪問にはドアを開けずに対応し、不要な時にはきっぱり断りましょう。
困ったときや迷ったときには、名古屋市消費生活センターにご相談ください。
自宅の修理などの工事をするときには、信頼できる業者選びが重要です。地元で店舗を構えている業者を選ぶ、複数の業者から見積もりを取る、実際に工事をしてもらった人から紹介してもらう、一人で決めず家族・知人に相談するなどしながら、時間をかけてよく検討しましょう。
突然の訪問にはドアを開けずに対応し、不要な時にはきっぱり断りましょう。
困ったときや迷ったときには、名古屋市消費生活センターにご相談ください。
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掲載した相談事例は、当時の法令や社会状況に基づいた内容となっています。同様の商品又はサービスに関するトラブルであっても、個々の契約等の状況や発生の時期等により、解決内容が異なる場合があります。